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副院長　吉岩 豊三　挨拶

本年４月より副院長を拝命しました整形外科の吉岩豊三と申します。専門は脊椎外科で、手術において患者さんの体にできるだけ負担の少ない低侵襲な手術手技を提供できるよう研鑽、努力を重ねて参りました。脊椎を固定する手術の平均入院期間は、従来30日ほどでしたが、現在は約15日ほどに短縮しています。

本年１月、脊椎手術の新しいナビゲーションシステムを導入しました。O-arm®️（オーアーム）という名称で、アルファベットのO（オー）の形をした移動式の画像撮影装置です。手術中に立体的な高精度の脊椎３D-CT画像をリアルタイムで作成することが可能です。その画像をもとに（ナビゲーション）して脊椎固定手術に用いる金属インプラントを挿入します。精度は1㎜以内で、脊椎脊髄低侵襲手術の安全性・確実性が従来より更に高まることが期待されます。

今後とも安心・安全な医療の提供を目指し努力を重ねて参ります。どうぞよろしくお願い致します。