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明野中央病院は、ＰＲＰ療法、ＡＰＳ療法を開始しました。メジャーリーグの大谷翔平選手や田中将大選手が受けた治療法として注目されている「ＰＲＰ療法」。誰もが生まれながらにして持っている〝自然治癒力〟を利用した治療法です。そのＰＲＰをさらに進化させ〝次世代ＰＲＰ〟と呼ばれているのが「ＡＰＳ療法」です。特にＡＰＳ療法は、変形性膝関節症で薬物療法等では痛みが改善しない比較的重度な方でも、手術以外の選択肢になり得る新しい治療法です。自分自身の血液を採取し、遠心分離機にかけて、血液中に含まれる炎症を抑える成分等を高濃度に抽出して、それを患部に注射するというものです。自分の血液を使うため安全な治療法と言われています。まだ新しい治療法のため、健康保険適用外の自由診療になりますが、つらい痛みを何とかしたいという患者さんの治療の選択肢が広がるということで注目されています。当院は「再生医療等の安全性の確保に関する法律」に基づき、地方厚生局に所定の手続きを行っています。

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