長時間足を動かさずに同じ姿勢でいると、足の深部にある静脈に血のかたまり(深部静脈血栓)ができて、この血のかたまりの一部が血流にのって肺に流れ、肺の血管を閉塞してしまう危険があります。これを深部静脈血栓症/肺塞栓症といいます。飛行機の座席などの狭い空間に長時間いるときに起きるいわゆる〝エコノミークラス症候群〟のことです。血栓が肺に詰まると、胸痛、呼吸困難、心肺停止など生命にかかわる大変危険な状態になります。当院では、手術後の安静の必要性や重篤な疾患で体を動かせない入院患者さんなどに対し、医師、看護師、リハビリスタッフなどで「深部静脈血栓症予防チーム」を作り、定期的に回診を行うなどの活動をしています。
先日、名古屋市で開催された「日本看護医療学会」にて、この取り組みについて発表してきました。全国から多くの医療者が集まり、それぞれの病院でのすばらしい研究や取り組みが報告されました。超-超-超緊張していた私は、前の人の発表など耳に入らず、発表の時も声が震え、質疑応答では途中何を言っているのか自分でもよくわからず・・・(泣)。なんとか終わり、ホッとしています。チームの皆さんお疲れさまでした。これからも頑張って血栓予防に邁進しましょう。(2階:温泉大好M)
緊張とは・・またご謙遜を。堂々としたすばらしい発表でしたよ(^^)(同行したM医師:談)
会場前にて。早くエビフリャー食べたいなぁ・・(笑)