明野中央病院は昭和49年1月に大分市明野東の現在の地に新築開業いたしました。その後、平成に入って2つの病棟を増築しました。しかし、開業から40年以上が経過し、開業当初からの本館建物が古くなり手狭になってきたため、平成26年9月より病院建物の増改築工事を行って参りました。病院東に隣接する従来の第2駐車場に新たに病院建物を建設し、今年6月末にこの第1期工事が完成いたしました。旧本館にあった診察室、検査室、CT・MRI室、手術室、病室など、病院機能の大部分を新病院に移転しました。そして、7月4日より新病院での診療を行っています。その後、旧本館建物を解体し、新たに玄関棟を建設しました。平成29年1月から2月にかけて駐車場などの整備を行い、3月には一連の全ての工事が完了する予定です。
患者の皆様、お見舞いや近隣住民の方々には、長期間の工事で大変ご迷惑をおかけいたしました。まもなく工事の全過程が終了し、念願の新病院が完成いたします。今後とも地域の皆様の健康づくりに少しでも力になれるよう、気持ちも新たに職員一同取り組んで参ります。変わらぬご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
起工式。工事の安全を祈りました。
基礎工事。長期間にわたる工事が始まりました。
徐々に形が見えてきました。寒風の冬空の下、工事は続きます。
野中公園グランドでは少年野球の元気なかわいい声が響きます。
病室の仕様の打ち合わせ。医療用酸素の位置や洗面台の高さなど確認。
旧本館の前で記念撮影。思い出深いこの建物はこの後取り壊されることになります。
長い間、当院のシンボルだった古い看板も役目を終えて取り外されました。
7月、新しい建物に引っ越しました。マスコットの「ふくろう君」も看板に登場し、明野東小学校の子どもたちにも「超かわいい!」と人気です。
北側の壁と曙の月。
診察室前の中待合。南側の窓から陽射しを取り込み、明るいスペースになりました。
1階待合室。
MRI、CT、骨密度検査など検査室ゾーンの待合廊下。
病棟の談話室。お見舞いの方もたくさんおみえになります。
個室前の廊下。トイレ、シャワー完備の個室を多く設計しました。
年末に新玄関棟ができました。お正月準備の門松も!
玄関ドアには衝突防止のサイン。「ふくろう君」がお出迎え。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます!