『三病棟のナースの方々へ。昨年十二月三十日より大変お世話になりました。ねたきりの私をたくさんやさしくお世話して下さった事、厚くお礼申し上げます。今はおかげで立てる喜びで一杯です。今後は、命のある限りがんばりたいです。』
「この患者さんは歩けないし、介護施設に入るしかないか・・」と主治医も含めて皆で話していました。そんな時、看護師のTさんが「この方はもう少しリハビリを続ければ、歩けるようになると思います。だから、少し退院を延ばして、リハビリを続けさせてください。そうすれば、施設ではなくご自宅に帰ることができると思います。本人もそれを強く望んでいます。お願いします。」と訴えてきました。そして、その通り〝歩いて〟ご自宅への退院が実現しました。住み慣れた家に帰りたいとリハビリに頑張る患者さんの努力とそれを支える看護師たちの熱意が感じられる素敵なお便りをいいただきました。ありがとうございました。