2月26日(水)、近隣の他病院の看護師、介護士の方々と当院のスタッフが合同で、骨折手術後の患者さんのケアとリハビリの注意点などについて実習も含めた研修会を行いました。お集まりいただいたのは、大分市内の精神科病院や介護施設の看護師、介護士の方々24名。精神科病棟や介護施設に入所中の高齢の患者さんが転倒などで大腿骨頸部骨折を発症した場合の対応、専門病院での手術を終えて帰院した後の看護、介護の注意点が研修のポイントでした。専門領域がそれぞれ違う医療機関のスタッフがお互いの専門性を学び合い、知識や技術を共有するという取り組みです。地道な取り組みですが、医療機能の専門分化、地域医療連携の推進にもつながるのではないでしょうか。病院間の垣根を越えた、スタッフ同士の顔の見える連携関係が、患者さんの安全と安心を高めていきます。このような取り組み、今後も続けていきたいですね。
整形外科専門医が大腿骨頸部骨折の手術方法と術後ケアについて解説
リハビリセラピストが歩行や移乗のポイントを実演
看護師が術後管理等のポイントを実演しました