糖尿病相談会

第33回 糖尿病相談会

~糖尿病と腎障害~

10月19日(土)第33回糖尿病相談会を開催しました。今回は『糖尿病と腎障害』をテーマに、糖尿病腎症を中心に腎臓の働きや予防と対策について解説しました。
木下院長より糖尿病3大合併症である『糖尿病腎症』について、最悪の場合は透析が必要となるこの病気はなぜ起こるのかを腎臓の働きと自覚症状の出ない初期の腎症の段階での治療方法などを説明し、日常生活で大切になる注意点などを解説しました。

 

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日常生活での7つの注意点
1.血糖をきちんとコントロールする。(HbA1cを6.9%以下に)
2.血圧を130/80mmHg以下に。
3.タンパク尿を減らす薬を飲む。
4.脱水に気をつける。(特に夏場。汗をかかない)
5.過労をさける。
6.睡眠を十分とる。
7.食事をきちんと守る。

 

管理栄養士の中村からは『糖尿病食』と『腎臓食』の違いについて肉や魚などたんぱく質は制限するがカロリーは摂取する必要があることを説明し、調理のポイントや食材選び、また市販されている低タンパク質の食品を患者さん達と試食しました。

 

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低たんぱくのご飯やゼリーを試食 多数のご参加を頂きありがとうございました

 

次回の糖尿病相談会も、参加者の皆さんが楽しんで糖尿病について学べるような企画をめざし、糖尿病スタッフ一同取り組んで参ります。ご参加いただきありがとうございました。

 

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